2020-05-27 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第5号
しかしながら、欧州の場合、産業部門、電力部門はEUETSの下に置かれ、排出権価格がカウントされる一方で、日本では、当該部門は、経団連環境自主行動計画、経団連低炭素社会実行計画で削減努力が既に行われており、それに伴うコストが考慮されておらず、公平な比較ではないという声も上がっております。 こうした経済界の取組努力についてはどのように評価をしているのか、政府の見解をお伺いいたします。
しかしながら、欧州の場合、産業部門、電力部門はEUETSの下に置かれ、排出権価格がカウントされる一方で、日本では、当該部門は、経団連環境自主行動計画、経団連低炭素社会実行計画で削減努力が既に行われており、それに伴うコストが考慮されておらず、公平な比較ではないという声も上がっております。 こうした経済界の取組努力についてはどのように評価をしているのか、政府の見解をお伺いいたします。
我が国におけますCCSのコストは一トン当たり五千円から一万数千円というふうに試算されておりまして、現在の国際的な排出権価格と比較いたしましても相当割高なのが実情でございます。そのため、この技術の実用化に向けましては、一層のコストの削減というのが重要な課題となっております。